高気密・高断熱で設計された現場で気密測定を行いました。一般的には、C値1.0で高気密と言えますが、数字が小さければ小さいほど気密性能が高いと評価されます。
今回は吹抜け空間や大きな窓などがいくつもあるので、どんな数字が出るのかドキドキしました。
まるでバズーカー砲みたいな機械ですが、写真のような装置を使って室内の空気を外へ強力送風で排出します。
一気に建物内部の空気を屋外に排出しますので、建物内部は一時的に負圧の状態になります。
いざ測定してみると…
結果C値0.7と診断されました。立ち会っていた大工さんは「0.5はいくと思ったのに…」とかなり落ち込んでいましたが、測定してくれた業者の気密測定技能者さんは大工さんの丁寧な施工をかなり高評価してくれていました。
確かに大きな吹き抜け空間もあれば大きな窓がいくつもあることを思えば、頑張ったC値と思います。
当然、断熱が良くても気密性能が悪ければ断熱性能も半減するので、断熱も気密も大事という訳ですね。